2025/08/20 13:30

ドクタールノーのクレンジングミルク&ローション


肌質別に3種類

各200ml ¥4,950(税込)




どんなふうに洗顔してる?



化粧水やクリームをつける前、洗顔は朝晩必ずします。

男性だと洗顔フォームで洗うか、シンプルに水洗いが主流。


女性ならこの方法でバサバサになるところ、

男性は皮脂が多く、皮膚自体も厚いので、

それほどバサバサになりません。


そこで女性はしっとりタイプの洗顔フォームにしたり、

洗顔後に化粧水やクリームをつけてうるおいを保ちます。



そもそも普通の洗顔ってどうやればいいのか?

自分の洗顔方法は正しいのか?


それは今のあなたのお肌を見ればわかります。



昔の洗顔 今は笑い話?



手を洗いすぎると爪の周りや指の腹がガサガサになりますね。


これと同じで顔の皮膚も水や石けんで洗うと荒れてしまいます。


若いころは洗っても潤いがすぐ戻りますが、

ある程度の年齢以上になると洗顔後、肌がつっぱり、

化粧水やクリームを塗ってもすぐにまた乾燥して、

水も油も足りない!と感じることがありませんか?


私は中学生の頃、オイリーでニキビもできていたので、

当時宣伝でよく見た洗顔フォームを使っていました。

ロゼット洗顔パスタってまだあるのでしょうか?

検索してみたら健在!


それから資生堂のホネケーキ。

これも検索してみたら健在!

肌質を問わず当時はこういった石けんによる洗顔が主流でした。


18歳くらいでメイクをするようになるとクレンジングもしなくてはいけなくて、

若い頃は石けんで一気にメイクも取るという豪快なクレンジングをして、化粧水をつけて終わり。


当時スーパーで買える化粧水でおそらく一番メジャーだったのが資生堂のドルックス アストリンゼント。

肌質に合うかなど気にせずに使っていてかえってオイリーになっていた覚えがあります。

検索するとこれもまだ健在で、次のようなコメントがついていました。


・コメントより抜粋

「私は今68歳ですが、この商品は、高校生のときから使ってたけど、いつの間にか、クレドポーになってました。笑 懐かしくて使ってみました。良かったです。」


まあ、こんな感じで古き時代は洗顔もお肌の調え方もとてもざっくりした感じでした。


そんな私がドクタールノー化粧品と出会ったのは私が20歳くらいの頃。

肌はオイリーで口の周り、特にあごによくニキビができていました。


エステサロンを経営していた叔母がサロンで使っていたのがフランスのドクタールノー。


ニキビの相談で訪れた際にドクタールノーに出会いそれ以来使っています。


ドクタールノーで一番驚いたのは洗顔方法。

クレンジングミルクを顔に塗り、

指先でクルクルのばし、

メイクや汚れを浮かしたらティッシュでオフ。


当時なら普通このあと洗顔フォームで洗います。


その工程がない!


これは驚き。


しかもティッシュオフした後、

「ふき取り化粧水」をコットンにつけて、

残った汚れを取り、

クリームを塗る。


ふき取り化粧水って?


化粧水といえば肌につけて肌を調えるもの…と思っていたので、

ふき取り専用化粧水というものが若かった私には驚きでした。


なんでもフランスの水は硬水のため、

顔を洗うとつっぱってしまうのだそう。

そこで化粧水でふき取るのが普通なんだとか。


軟水の日本の水でもつっぱってしまうので、

フランスの硬水洗顔ではどれほどつっぱるのかとちょっと恐ろしくなります。


一方日本では当時クレンジングはコールドクリームという

油分がとても多いクリームがクレンジングとしてよく使われていました。


若いころの私は石けんで一気にメイクを取っていたと書きましたが、

メイクが薄かったのでこれでもメイクが取れましたが、

当時ちゃんとお化粧をする人のメイクは結構濃くて宝塚の一歩手前くらいの人がたくさんいました。


濃いメイクを取るには油分たっぷりのクリームが必要で、

ポンズコールドクリームなどの商品がメジャーでした。

この商品もまだ健在です。


ベタベタのクリームを顔中にのばしティッシュで取るのですが、

どうしても油分が残るので絶対石けん洗顔が必要になるのです。


ただ、今のように肌質別に選べるほど石けんの種類がなく、

近所で買える石けんなどを使って洗顔するわけです。


当然仕上がりはつっぱってつっぱって仕方がないということになります。

そこでそのつっぱりを鎮める高価な化粧水、乳液、クリームなどが売れるようになります。


洗顔は安物でするのに仕上げの化粧品は高価という女性が多くいました。


まあこんな具合に当時はまず毎日石けんと水を使って肌レベルを下げます。


そして高価なクリームを塗ってダウンした状態を引き上げようとします。


でもダウンし過ぎて元に戻す力が足りない。


しかも毎日ダウンさせるのを繰り返す。


当然乾燥してしわくちゃになるスピードが速くなっていました。

昔の人と今の人の肌の老化状態を比べるとそれは明らかにわかります。


そんな時代にドクタールノーの水で洗い流さないクレンジングに出会ったのです。

当時私は脂性肌でしたから水を使わなくて大丈夫なの?と、少し不安でした。



水を使わないのにべたつかないの?



クレンジングミルクをティッシュでふき取ったあと、

洗い流さないとべたつくんじゃないのかと気になりますよね。


正直多少油分が残りますが、ベタベタするのではなく、

肌の水分を奪わずメイクや皮脂汚れだけを取った感じに仕上がります。


この後、多少残るベタベタ感やメイクの取り切れなかった分はどうするのか?


水で洗い流さない代わりにローションをコットンに浸してふき取ります。


コットンには取り切れなかったファンデの色味がつきます。

薄いメイクだとコットン1枚で終わる思いますが、

もしファンデがコットンにまだつくようならコットンを替えて、もう一度ふき取ります。


*ふき取りに適したコットンについてのブログはこちら

「ドラッグストアで買えるコットン 第1位と同位の第2位 エステティシャンがコットンを比較してみた⑤」

「ドラッグストアで買うならこのコットン エステティシャンがコットンを比較してみた⑥」



クレンジングとローションは肌質に合わせて選びます。

例えばこのセット(左:クレンジングミルク、:右:ローション)は乾燥肌用。


(左)レ フランベリーR 200ml ¥4,950(税込)

(右)ローション フランベリーN 200ml ¥4,950(税込)

*クリックすると商品ページに移動します



クレンジングミルクはメイクや皮脂汚れは取るけれど、潤いを残します。


Q:どんな風に?

A:肌の水分と油分が取られない感じです。


ふき取りで使うローションは汚れをとりつつも、保湿成分をお肌に与えます。


Q:どんな感触?

A:洗顔フォームを使ったあとに感じたあのツッパリ感は皆無!

ただただ潤います。


そしてコットンでふき取ったあと新しいコットンを使ってもう一度ローションをつけます。

これは次に塗るクリームの前の「お肌の調え」です。



この例のクレンジングミルクとローションには乾燥を和らげる保湿成分が入っています。


毎日こういうクレンジングを繰り返すと、乾燥肌は乾燥が気にならなくなる、

つまり目的のお肌に近づいていきます。


この「うるおい洗顔」の効果、

洗顔フォームや酵素洗顔などでつっぱっていた方は驚かれると思います。



目的に合わせて選ぶ



クレンジングとローションのセットは乾燥肌向きの他に、

不安定なお肌向きと、

紫外線の影響やクスミが気になるお肌向きのものがあるので、

どんなお肌にしたいかによって選んでいきます。


私が使い始めたころは脂性肌用のクレンジングとローションがあったのでそれを使いました。

これ、すごく良かったです。

脂性肌用クレンジングミルクは皮脂をとりつつも水分は残してくれ、

皮脂を抑えるローションで仕上げれば、

ギトギト油ぎっていた肌があこがれのマットな肌に近づくのです。

それはもう感動ものでした。


水を使わない洗顔は大丈夫なんだ!

しかも求めている肌にしてくれるんだと確信しました。


*現在この脂性肌用のシリーズはかんきつ系の植物を使ったシトロンヴェールシリーズに引き継がれましたが、

ミルクタイプのクレンジングではなくなったため、ここではご紹介していません。

シトロンヴェールシリーズのクレンジングとローションについて、下記ブログで説明しています。

脂性肌・ニキビ肌の方はぜひお読みください。

洗っても洗っても脂ギトギトならこの洗顔料を使って!

脂ギトギトテカテカ肌にはローションシトロヴェール




肌のヒストリーに合わせられる



どのシリーズを選ぶかは肌のヒストリーに合わせて変わっていきます。


私の場合、若い頃は脂性肌、

30~40代はTゾーンは脂性肌でその他の部分は乾燥肌という混合肌、

50代からは乾燥し、ハリのないエイジング肌になってきました。

こんなふうに肌が変わってもその時々に合わせて選べていたので、

洗顔で一旦肌状態がダウンする程度が低く抑えられ、

肌の老化スピードが遅くできているのを実感しています。



エステサロンのお客様に多いダメな洗顔法



もし今の肌がすごく老けていると感じる時、

一番上に塗るローションやクリームでアンチエイジングを目指すより、

クレンジング方法で肌のダウンタイムをなくした方が良いと思います。


エステサロンにいらっしゃるお客様で多いのが、

水を使わない洗顔はサロンでのみ、

家では長年洗顔フォームや酵素洗顔料で洗い、

でもエイジング対策はしたいのでサロンケアは定期的にしていらっしゃるというタイプ。


この場合、せっかくサロンケアしても、

家での洗顔で肌が大きくダウンしてしまうので、もったいないなと思います。


ホームケアの下地作りで大きくダウンしてしまうと、

いくら良い美容液やクリームを使っても加齢のスピードを遅くできないのです。


一方、水で洗い流さないクレンジングをずっと続けていらっしゃるお客様は

サロンケア後のお肌のキープスパンが長く、

併せて使う美容液やクリームの効果もしっかり出ています。


乾燥肌だけでなく不安定肌、シミ肌、オイリー肌、ニキビ肌もしかり。

目指す肌質に合わせたクレンジングミルクとローションで

水で洗い流さない洗顔をしていただきたいと思います。


*例外として水で洗い流す洗顔をおすすめする肌質もあります。



肌質別アイテム紹介



詳しい商品説明は各商品名をクリックするとお読みいただけます。

各200ml ¥4,950(税込)


【乾燥肌向け】


左: レ フランベリーR

右: ローションフランベリーN

                     

テクスチャー

右がクレンジングミルク

左がローション  


追記  2022年6月17日 

このブログを最初にアップした時(2020年9月26日)、本商品の色はクリーム色(上の写真 右側)でした。この当時も着色剤は入っていませんでしたが、2021年にドクタールノーはほぼ全ての商品でオーガニック化を進め、新処方では色や成分が多少変わり、色は白色になりました(下の写真)。




【不安定なゆらぎ肌・乾燥肌の夏・脂性肌の冬など】

向く肌質についての詳しい説明は各商品名をクリックしてください。



テクスチャー
右:レ デマズレン
左:ローション デマズレン


【クスミ・色むらのある肌、紫外線が気になるお肌】


テクスチャー
右:レ ムリエブラン
左:ローション ムリエブラン


最後に



お肌を長持ちさせたい方は是非水で洗い流さないフランス式洗顔をお試しください。


●当店のオンラインショップ

ここで紹介されている商品は

オブジアーブ オンラインショップでご購入できます。


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