2025/10/15 14:10

オブジアーブ オンラインショップ代表Kです。

当オンラインショップでは3種のアイクリームを取り扱っています。


3種にはどれも目元用とセットで顔全体用のクリームがあります。

併用するのが理想的ですが、本当でしょうか?

アイクリームを買った方がよいのか迷っている方はぜひお読みください。



アイクリーム買ってますか?



例として1ブランドを挙げます。

こちらはフランスのエステサロン専用化粧品ドクタールノーの、

年齢肌がターゲットの顔全体用と目元用クリームです。


 ドクタールノー

(左)クレーム スターリフトイリュスN(顔全体用)49g ¥13,750(税込)

(右)クレーム ジュー スターリフトイリュスN(目元用) 15g ¥15,950(税込)



顔全体用は必ず買いますよね。

では、アイクリームは買いますか?

アイクリームはg数が少ない上、価格も高いので、

お財布事情が許せば買うという方が多いのではないでしょうか。


顔全体用のクリームは「大は小を兼ねる」のように目元にも使えますから、

アイクリームは我慢しようと思ってしまいがちです。


ではアイクリームは使わなくてよいのでしょうか…!?

成分を見ながらご説明していきます。



顔全体用と目元用の成分は同じ?



まず化粧品の成分を大きく4つに分類します。

1 ベース成分(水・油・界面活性剤など)

2 機能性成分(有効成分)

3 安定化成分(酸化防止剤、防腐剤など)

4 その他の成分(香料、着色剤など)


*化粧品は効果効能を謳ったり、効くという用語を使ってはいけないのですが、ここではわかりやすくするために「機能、有効成分」などの用語を使っています。


このうちベース成分機能性成分(有効成分)がポイントになります。

「顔全体用」も「目元用」も機能性成分(有効成分)はほぼ同じです。


ナイアシンアミド、

酢酸トコフェロール、

カラスムギ穀粒エキス、

イリス根エキス、

バオバブ果実エキス、

ハイビスカス花エキス

など、

乾燥によるシワや、

ふっくら感のないたるんだ年齢肌のための成分がぎっしり。


いずれも年齢肌がターゲットの成分で、

顔全体用、目元用のどちらにも入っています。


顔も目元も一緒に老化しますから同じ成分でケアするのですね。



目元特有の老化サイン



でも、目元の老化は顔全体とはちょっと違います。


目元は皮膚が薄いため、

クマが出やすい・ムクミが出やすい・シワが目立ちやすいです。


また、コロナ禍時代のようなマスクをつける生活では、

上下まぶたのタルミが年齢を顕著に感じさせるなど、

顔の他の部分よりトラブルが目立ちます。



目元用クリームの塗り伸ばし感



ではクリームは顔全体用と目元用とではどう違うのか!?


大きな違いの一つはテクスチャーです。


例に挙げたブランドのものは、

顔全体用と目元用とでは使われている保湿成分はほぼ同じですが、

油分について見てみると、少し違います。


顔全体用にはサーッと塗り広がる油分と、

肌に油膜を作りふたをして保護感を強く出す油分が使われています。


そして、シワ、タルミ、ハリのなさといった年齢肌特有のいろいろな症状が出ている顔全体に塗り広げるため、

目元用より伸びがいいです。



一方、目元用には伸びをよくする油分も入っていますが、

目元の薄い皮膚になじみやすいもの、

しっかり油膜を作るけれど重すぎないものなどが、

目元に塗るのに適した調合で入っています。


目元だけに集中的に塗るものなので、

顔全体用が持っているような伸び感(展延性)はそれほど必要ないのです。


顔全体用の場合、ひと塗りして伸ばすと半径5cm以上の範囲に広がりますが、

アイクリームの場合、ひと塗りだと目の周りだけに広がる伸び感です。



アイクリームは美容液的に使う



例に挙げたアイクリームは、

チューブの先からアイクリームを押し出すと、

乳液のような流動性のあるテクスチャーではなく、

プリッとしたクリームが出てきます。

成分がギュッと濃縮されているような感じです。


化粧水と美容液は有効成分がほぼ同じでもテクスチャーが違いますが、

顔全体用クリームと目元用クリームでも同様で、

目元用は成分がより凝縮されているように感じます。


乾燥ジワは顔にもできますが、

目元の方が皮膚が薄い上、

面積が狭い分シワが目立つため、

集中的にケアしたいと思いますよね。


アイクリームは美容液感覚で目元に集中的に塗ってください。



目元特有の症状:クマ・ムクミには



目元の気になる症状にはクマやムクミもあります。

これらに対してアプローチする成分は、

ドクタールノーの目元用クリームにも入っていますが、

どちらかと言えばこの症状の改善には消極的な配合量です。


代わりに、クマやムクミに積極的なクリームがあります。


クマやムクミのある方には,

目元の血行にアプローチするものをおすすめしています。


フランスのエステサロン専用化粧品 エステダムの

年齢肌をターゲットにした顔全体用と目元用のペアです。


エステダム

(左)シクロNTクリーム(顔全体用)50ml ¥19,800(税込)

(右)シクロNTアイクリーム(目元用)15ml ¥12,100(税込)




こちらのブランドの2製品にも、、

ドクタールノー同様、

乾燥ジワによいとされるナイアシンアミドが入っていますが、

テクスチャーはドクタールノーの方がしっとりしています。


そのため乾燥肌にはドクタールノーを、

乾燥はそれほど深刻ではなく、

クマやムクミがターゲットの場合はエステダムをおすすめします。





本題からそれてしまうため詳しい説明は割愛しますが、

エステダムのクリームは顔全体用も目元用もドクタールノー同様、

年齢肌に良い成分がたくさん使われていておすすめです。



アイクリームは顔全体用の代用にならない



成分を見てわかることは、

アイクリームは集中ケアのためのものだということです。


「大は小を兼ねる」と書きましたが、

顔全体用は目元にも使えます。


でも、アイクリームは目の周りの狭い部分に塗るには十分な油分ですが、

顔全体に広げるとなるとたくさん使わないと不足感が出てしまいます。


濃縮されている分、高価なので顔全体に塗るというのも現実的ではありません。

狭い部分に集中的に…というのがアイクリームなのです。


年齢肌世代の私は顔全体にはクレームスターリフトイリュスN、

乾燥ジワが気になるため、

目元にはクレーム ジュースターリフトイリュスNを使っています。





この組み合わせだと、

顔全体用と目元用とでは確かにうるおい度がちがい、

目元に塗る時に安心感が得られます。



アイクリームは必要か?



結論は、顔全体用を目元につけていても何も不足がない場合は、

アイクリームは特に必要ないでしょう。


でも、

タルミ、シワ、クマ、ムクミなど目元の老化が気になってきたら、

やはり積極的に使った方が良いアイテムだということです。



肌に合わせて選ぶ



2例目で挙げたエステダムのアイクリームはクマやムクミのある方だけでなく、

目元のタルミが気になる方にもおすすめしています。


顔全体用はドクタールノーをお使いでも、

ピンとしたハリ感を求めて、

アイクリームだけエステダムのものをご購入される方もいらっしゃいます。


ただ、顔全体用と目元用は同じブランドでそろえた方が肌に重ねて塗る時のなじみ具合が良く、

使い心地という点からは同じブランドそろえた方が良いかなと思います。


なじむかどうかよりも効果を!…という場合は別のブランドのアイテムを合わせてももちろんOKです。


アイクリームをお使いになる時のご参考になさってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


ブログでご紹介しているクリームはこちらからご購入できます。

オブジアーブのオンラインショップ

ドクタールノー クレームスターリフトイリュスN 48g ¥13,750(税込)

ドクタールノー クレームジュースターリフトイリュスN 15g ¥15,950(税込)

エステダム シクロNTクリーム 50ml ¥19,800(税込)

エステダム シクロNTアイクリーム 15ml ¥12,100(税込)




エステサロン専売化粧品

ドクタールノー・エステダム取扱店

オブジアーブ オンラインショップ


オブジアーブ オンラインショップではなりたいお肌に導く植物成分配合のフィトテラピーブランド、

ドクタールノー、エステダムの商品を取り揃えております。


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またはContactからお問い合わせください。

できるだけ早く回答できるよう努めております。


オブジアーブ オンラインショップ代表K


日本エステティック協会 認定講師(2015年取得)

日本エステティック協会 トータルエステティックアドバイザー(2005年取得)

シデスコ認定 インターナショナルエステティシャン(1994年取得)

横浜市体育協会 健康体力作りインストラクター講座修了

横浜市体育協会認定 歩行・姿勢アドバイザー